SHBとファーウェイの提携は、デジタルトランスフォーメーション(DX)、ITアーキテクチャ、および運用システムに重点を置いています。SHBは、科学技術の発展、イノベーション、そして国家のデジタル変革という大きな方針を実現するため、主体的かつ先駆的な役割を果たすことを再確認しました。![]()
銀行のデジタル変革を推進する協力関係
4月19日、ハノイにおいて、サイゴン・ハノイ商業株式銀行(SHB)とテクノロジー大手ファーウェイ(Huawei)が戦略的協力協定を締結しました。このイベントは、テクノロジーと運用を軸としたSHBの変革ロードマップにおける重要な一歩となります。
公表された内容によると、両者はDXの推進、ITアーキテクチャの構築、およびシステム能力の向上に関連する活動を展開することで合意しました。この協定は、銀行業界でデジタル変革が強力に推進されている背景の中で実施されます。
SHBは、今回の提携により運用効率を改善し、顧客ニーズへの対応力を高め、競争力を強化することを目指しています。同行は、テクノロジーを成長プロセスにおける不可欠な要素の一つとして位置づけています。![]()
SHBの取締役会副会長兼副総裁であるドー・クアン・ヴィン氏は次のように強調しました。「世界中でデジタル変革が激しく進む中、ファーウェイのような世界トップクラスのテクノロジー企業との戦略的提携は突破口となる一歩であり、SHBの長期的なビジョンと高みを目指す熱意を明確に示すものです。」
また、ヴィン副会長は「テクノロジーは競争力を高め、運用を最適化し、顧客体験を向上させるための核心的な原動力であると確信しています。この協定を通じて、SHBの包括的な変革を加速させるだけでなく、イノベーションやデジタル経済の発展を促し、新しい時代における国の持続可能な発展に貢献したいと考えています」と述べました。
協力の3つの柱とパートナーの役割
本協定に基づき、SHBとファーウェイは主に3つの内容に注力します。
銀行業務のデジタル化促進
ITアーキテクチャの構築
システム運用能力の向上
ファーウェイはコンサルティングパートナーとして参画し、変革ロードマップの策定支援、システム設計、および技術ソリューションの導入をサポートします。金融機関における同社の豊富な導入実績が、このプロセスに活用されます。![]()
協力内容はインフラにとどまらず、データ、システム管理、技術ソリューションにまで及びます。両者は、新しい条件下での運用要件に応えるためのプラットフォーム構築を目指します。
ファーウェイ・アジア太平洋地域のエンタープライズ・ビジネス担当プレジデントであるスポーン・ファン(Spawn Fan)氏は次のように述べました。「SHBとの協力は、ベトナムにおける我が社の活動の一環です。国内外の市場におけるSHBの地位と規模を鑑み、ファーウェイは最新のテクノロジー製品を提供し、同行の力強い変革に貢献したいと考えています。」
エコシステム戦略を支えるテクノロジー
SHBは現在、**「5 FIRST」**モデルを展開しています。
Data + AI First: データと技術を活動の中心に据える。
People First: 導入プロセスにおける人の役割。
Cloud First: クラウド基盤のITインフラ構築。
Security First: システムの安全性確保。
Mobile First: モバイル端末による取引チャネル。
これらの指針は、銀行の商品やサービスの展開に活用されます。また、SHBは同一のエコシステム内で個人顧客と法人顧客の双方にテクノロジーを適用し、サービスの幅を広げています。
将来のビジョン
今回の提携は、SHBの長期戦略である「効率性No.1の銀行」「最も愛されるデジタル銀行」「最高の小売り(リテール)銀行」になるという目標に向けたものです。同時に、国営・民間の戦略的法人顧客に対し、サプライチェーンやグリーン成長、エコシステムに対応した金融サービスを提供するトップクラスの銀行を目指します。
2035年に向けて、SHBは現代的なリテール銀行、グリーン銀行、そして地域トップクラスのデジタル銀行となることを目標としています。
SHBは、新技術の導入にとどまらず、地域および国際市場への進出も視野に入れており、効率的で創造的な戦略的ビジョンを持つ現代的な銀行としての地位を固めています。これは、デジタル変革を加速の原動力とする国の発展方針とも合致しており、民族が飛躍する新しい時代への歩みでもあります。
SHBとファーウェイの協力は、両社の活動における新章を刻むだけでなく、国家レベルの発展戦略の接続を含む、各分野の協力を具現化する合意の一つでもあります。