9月17日夜、ハノイ市で、募集開始から3カ月余りを経た短編映画コンテスト「ヒエン・タイ・ホム・ナイ(現代の賢才)」の総括・授賞式が開催されました。ベトナム初の大学クオック・トゥー・ザムの創立950周年(1076~2026年)を記念するものです。

総括式で、ベトナム映画振興発展協会会長のゴー・フオン・ラン博士は、200本を超える応募作品は、コンテストのテーマへの関心だけでなく、映画への愛情、参加への意欲、多様な制作グループの豊かな創造力を示していると述べました。プロの映画制作者から学生、映画を愛する若者まで、それぞれの作品が独自の語り方と視点を加え、コンテストに多彩な表情をもたらしました。
コンテストは、学問を尊び、道義を重んじ、人材を登用する民族の伝統を象徴する特別な存在、バン・ミエウ-クオック・トゥー・ザムの創立950周年を記念して開催されました。ゴー・フオン・ラン博士は、「このため、コンテストを単なる記念行事にとどめるつもりはありません。今日の映画が、遺産と私たちを隔てる時間の距離を縮め、先人の価値が、親しみやすい映画の言葉を通して若者と対話し続けることを願っています」と強調しました。
総括式で、ハノイ市党委員、同市人民委員会副委員長のチュオン・ベト・ユン氏は、特別国家遺跡バン・ミエウ-クオック・トゥー・ザムの石碑が先人の優れた人材の名を伝える一方、今日のスクリーンは現代の人々の献身の歩みを描き、広めていると強調しました。表現の方法は変わっても、知性、人格、社会に尽くす精神への敬意は、確かに受け継がれています。

首都ハノイ市にとって、コンテストは、ベトナム文化の発展に関する政治局決議第80-NQ/TƯ号の精神を実践に移す具体的な取り組みでもあります。人民の創造の主体としての役割を生かし、知識人、文学者、芸術家の貢献を尊重するものです。
遺産は、創造の源であり続けてこそ、真に生き続けます。賢才の物語を短編映画にすることは、遺産を現代の暮らしに取り入れ、歴史の中で育まれた価値を、その時代の言葉で語り直し、新たな息吹を与え、広めていく方法です。
総括式で、最終審査委員長を務める映画監督・人民芸術家のグェン・カイ・フン氏は、審査委員会を代表し、各作品は伝統への敬意、師を尊び道を重んじる精神、師弟関係を表しながら、映画の言葉による新鮮な表現も示したと評価しました。制作者の経験はさまざまでしたが、多くの作品が観客の心を動かしました。
作品が際立つには、まずコンテストの基準に沿うとともに、独自の創造的な表現が必要です。映画監督・人民芸術家のグェン・カイ・フン氏は、「一つひとつの映画に異なる創造性があり、短編映画『現代の賢才』の作品群全体に、とても鮮やかな彩りを与えています」と述べました。

プロの芸術家、学生、映画を愛する若者から、200本を超える作品が寄せられました
募集開始から3カ月余りで、200本を超える作品が応募されました。確認、予備審査、最終審査の過程を経て、23作品が受賞を審議する最終段階に選ばれました。
1等賞は、ホアン・ハー・レー監督のドキュメンタリー『遠くへ羽ばたく志(カット・ヴォン・ヴォン・ヴオン・サー)』が受賞しました。
2等賞は、ドー・ティ・フエン・チャン監督のドキュメンタリー『ハノイ市のある女性知識人の物語』と、チャン・スアン・ズー監督のアニメーション『POOCBAGA』が受賞しました。

3等賞は、映画監督・優秀芸術家のフン・バン・ハー氏によるアニメーション『山の彩り』、チャム・プロダクションによる劇映画『アデイの成人式』、ラン・チー&タオ・ファンの制作グループによるドキュメンタリー『知識に触れる』が受賞しました。
奨励賞は、制作グループのオン・レコードによるドキュメンタリー『炎を守る人―デジタルプラットフォームで知識をつなぐ旅』、ヴー・ティ・トゥー・ヒエン監督のドキュメンタリー『死をもたらすウイルスに立ち向かう師』、ドー・チャン・ハー氏によるドキュメンタリー『職業/天職』、ダオ・ズイ・トゥー監督のドキュメンタリー『永遠の学問の道』、トアン・カウ視聴覚株式会社(AVG)によるドキュメンタリー『見れば分かるベトナム』が受賞しました。
最も愛された映画賞は、ファム・グェン・フー・シー氏によるドキュメンタリー『学ぶ』が受賞しました。
創作アイデア賞は、ロー・タイン・タイン氏による劇映画『明日の村長』が受賞しました。