ベトナムでは、信号機の不備がある地点のうち860カ所を改善し、複雑な問題が残る165カ所への対応を続けています。道路標識では、不備が確認された10,520件のうち約9,000件を改善しました。

道路標識と信号機の不備を数千カ所で改善
ベトナム道路局の統計によると、全国の約7,000基の信号機を点検した結果、1,000カ所を超える信号機群で不備が確認されました。主な問題は、残り時間を示す表示の欠如、信号の見えにくさ、動作の不安定さです。長年使用され、技術が古く、制御を手作業に頼る設備もあります。
道路標識では、約10,520カ所で、大きさが適切でない、設置場所が合理的でない、表示が薄くなっている、認識しやすさや注意喚起のために標識を追加する必要があるといった不備が確認されました。
これまでに信号機の860カ所を改善しましたが、複雑な問題のある165カ所では対応が必要です。道路標識は10,520件のうち約9,000件を改善し、残る1,500件余りでは主に標識の追加、交換、設置位置の調整が求められています。
関係機関は単純な不備を直ちに解消し、複雑な案件については対策を立てて予算を確保するよう求めています。国家技術基準QCVN 41:2024に適合しない標識の交換は、投資を段階的に進める計画を立て、2030年8月20日までの所定の期限を守ります。
道路の案内・規制設備は個別対応でなく投資全体の中で整備を
ベトナム道路局交通運営管理課のレー・ホン・ディエップ課長によると、車両の急増が道路インフラに大きな圧力をかけています。多くの路線で輸送量に対応できておらず、老朽化した施設や、使用期限を過ぎても更新・改修されていない施設も少なくありません。
特に、道路の維持・修繕予算は実際の需要の約40%しか満たしていません。15,000キロメートルを超える国道で定期修繕の時期を過ぎていますが、資金不足のため規定どおりに修繕されていません。これはインフラの品質と、標識や信号機の不備を解消する進捗に直接影響しています。
ディエップ課長は、単純な不備は直ちに改善し、複雑な案件は具体的な対策と予算見積もりを作成して、必要な資源を優先的に配分すべきだと述べました。
点検を定期的に続け、表示が薄い、破損している、設置場所が不適切な標識や、動作が不安定な信号機を速やかに見つける必要があります。住民からの指摘や、安全上の危険が生じてから対応するだけでは不十分です。
また、管理・運営する各組織の責任を明確にし、設備の引き渡しを、機器の標準化、技術の更新、維持費の確保と一体で進める必要があります。
長期的には、道路の案内・規制設備を交通網と一体で計画し、投資することが重要です。道路の規模、交通量、交通運用方法が変われば、標識や信号機もそれに応じて点検・調整し、一貫性があり、分かりやすく、道路利用者にとって使いやすい状態を確保しなければなりません。
ベトナム道路局は、交通警察局や地方自治体と連携し、信号機の制御に科学技術や人工知能(AI)を活用する方法を研究するとしています。同時にインフラ整備に資源を優先配分し、運営の近代化を段階的に進めます。
予防的な維持管理を強化し、危険を早期に発見して迅速に対処することは、交通安全の確保に役立つだけでなく、損傷の長期化を防ぎ、投資資金の活用効率を高めます。