第2回「ハノイ世界文化フェスティバル」、10月開催へ

2025年の第1回開催の成功を踏まえ、第2回「ハノイ世界文化フェスティバル」が2026年10月1日から4日までハノイで開催される予定です。国際的な文化外交行事として、各国を結び、国民同士の交流を促進するとともに、文化産業と観光の発展を目指します。

タ・クアン・ドン文化・スポーツ・観光次官が第2回ハノイ世界文化フェスティバルの準備会議を主宰
タ・クアン・ドン文化・スポーツ・観光次官が第2回ハノイ世界文化フェスティバルの準備会議を主宰

文化・スポーツ・観光省は8月7日午後、ハノイで開催準備会議を開き、同省のタ・クアン・ドン次官と外務省のゴー・レ・バン次官が共同議長を務めました。開催は、ベトナム文化の発展に関する政治局の2026年1月7日付決議80-NQ/TWの精神を具体化するもので、2030年までに映画、音楽、美術などの国際芸術祭・文化祭ブランドを確立する目標にも寄与します。

フェスティバルでは、ベトナムが主催する国際文化交流基盤を構築し、国際規模の文化行事を主体的に運営する能力を示します。また、同フェスティバルを国際的な文化ブランドに育て、ハノイを国際文化交流の中心地として位置付けるとともに、ベトナム文化を世界に発信し、各国の優れた文化を取り入れます。ベトナム国民と海外の友人との交流を深め、開放的で友好的、多様性と相互尊重を重視するベトナムの姿を広める狙いもあります。

テーマは「遺産の融合―未来の創造」(Converging Heritage – Shaping the Future)です。10月1日の開幕後、文化・芸術イベントを「祭典」形式で4日間連続開催します。世界各国の文化・芸術行政機関に芸術団の派遣を要請し、在ベトナム外交代表機関、国際機関、外国文化センターには、伝統と現代を融合した得意分野や文化商品を紹介するよう呼び掛けます。

8月7日時点で、アジア、欧州、オセアニア、アフリカ、米州の5大陸から39か国が参加を確認しています。運営効果を確保するため、最終的には約50か国の参加を目標とします。第1回で承認、使用されたロゴとビジュアル・アイデンティティーを引き続き採用し、統一性を保ちながらブランド認知を高めます。

開会式は10月1日、閉会式は同4日に、タンロン・ハノイ遺産保存センターのタンロン皇城で行われる予定です。期間中は、各国のプロ芸術家による公演や国際共同ステージを連続して実施します。ベトナムの楽器と外国人歌手を組み合わせた演奏、海外の楽器によるベトナム作品の披露、各国を代表する楽器の紹介・交流企画も予定されています。

主な催しには、音楽祭「五大陸コンサート」、「世界文化村」、ストリートフェスティバル「五大陸の彩り」、「五大陸グルメフェスティバル」、映画上映、国際フェスティバルゲームを備えた体験エリア「遺産から広がる創造」が含まれます。文化間の交流を深めるため、合同演目や共同パフォーマンスを増やし、フェスティバルの特色と価値を高めます。

ゴー・レ・バン外務次官は、第1回では対外広報が国内中心にとどまり、国際的な波及力が十分ではなかったと指摘しました。今後は毎年開催される信頼性の高い文化外交ブランドへ段階的に発展させる必要があるとしています。運営に当たっては、国家の地位と威信の維持、絶対的な治安・安全の確保、海外の友人への敬意の表明、政治上の誤りを生じさせないことの4点を徹底します。