気候危機の解決と持続可能な開発へ連携強化

「パリ協定と持続可能な開発のための2030アジェンダの連携強化」に関する第7回世界会議が6月29、30日にタイ・バンコクで開かれ、気候危機の解決と持続可能な開発の促進に向けた統合行動を目指し、両者の連携を新たな段階へ引き上げました。

パリ協定と2030アジェンダの連携強化に関する第7回世界会議
パリ協定と2030アジェンダの連携強化に関する第7回世界会議

会議には、国連指導者、国際機関、各国閣僚、研究者、民間部門、若者の代表が集まり、気候変動と持続可能な開発に関する世界的約束の実施状況を評価し、2030年までの統合行動を促す解決策を提案しました。

2日間の日程では、気候と持続可能な開発目標に関する議題の具体的側面へ対応するため、円卓討議とテーマ別会合が組み合わされました。重要演説や専門家の見解から、障壁の打破と気候・開発行動の促進をめぐる多者間および若者との対話まで、幅広い議論が行われました。

会議では、気候行動と持続可能な開発を結びつける緊急性、「政府全体」「社会全体」の方向で気候・持続可能な開発政策を実施する統合ガバナンス、公的・民間資金の効果的な動員と組み合わせおよびグリーン金融への転換、エネルギー転換と持続可能なインフラ開発、自然に基づく解決策と生態系の強靱性の強化、国際協力と社会主体の役割、2030年以降の優先方向など、多くの内容が協議されました。

会議は、平和、安定、世界の安全保障が持続可能な開発目標を促進する基本的前提であり続けること、現在のリスクを踏まえ、環境・開発アジェンダの行動はより大きな野心と活力を求める声に応える必要があること、既存および新たなパートナーシップを強化する必要があることをメッセージと結論として示しました。また、世界的約束の履行に必要な規模を実現するには「私たち全員に役割がある」と強調しました。

会議で専門家と意見交換するグエン・ベト・クアン・フン博士
会議で専門家と意見交換するグエン・ベト・クアン・フン博士

ベトナムの科学者を代表して会議に参加したベトナム創造労働者協会のグエン・ベト・クアン・フン博士は、2回発生するフェーン現象に関する科学研究の成果と、ベトナムで気候変動に対処し持続可能な開発を促すための影響軽減策を紹介しました。

ベトナム代表は、ホーチミン市と南部の一部地方で浸水を防ぐ解決策、国連環境計画のプログラムへベトナムの若者が参加するための条件と可能性などについて、専門家と二者間協議も行いました。

ベトナム代表の参加と科学研究成果の紹介は、主体的に国際社会へ統合し、国際社会の共通努力へ責任をもって貢献する精神を示しました。

過去のニュース