第31回「アジアの未来」国際交流会議(6月8日~11日)に出席するための訪日枠組みにおいて、レ・ティエン・チャウ政府副首相は、松本洋平文部科学大臣(MEXT)と会談しました。チャウ副首相は、日本の文部科学省が教育訓練、科学技術、イノベーション、および高度人材育成の分野におけるベトナムとの協力推進に寄せてきた役割と積極的な貢献を高く評価しました。![]()
レ・ティエン・チャウ副首相は、ベトナムが現在、新しい時代における発展目標を実現するため、迅速な成長と持続可能な発展の動力を創出する科学技術、イノベーション、デジタルトランスフォーメーション(DX)、グリーン転換(GX)の発展を優先していることについて情報を共有しました。また、今回の訪日の重要な目的の一つは、両国首脳陣の合意事項を具体化し、制度完備、教育訓練、および高度人材育成の分野における経験を学び、協力を推進することであると言及しました。![]()
副首相は日本側に対し、以下のいくつかの内容について関心を寄せるよう提案しました。
半導体、AI、先端技術、DX、量子分野におけるベトナムの高度人材育成への支援。
人材育成奨励計画(JDS)および「日・ASEAN科学技術イノベーション共同協力プログラム(NEXUS)」の早期展開。
ベトナムの戦略的テクノロジー産業に焦点を当てた具体的なプロジェクトを通じた、両国間の科学技術、イノベーション、DX協力の継続的な推進。
日本におけるベトナム語教育およびベトナム研究プログラムの展開促進。
「第4回日越大学学長会議」の成功に向けた共同組織。
日越大学の発展に関する両国政府間協定の交渉早期妥結および署名。
松本大臣は、レ・ティエン・チャウ氏が政府副首相に信任され就任したことに祝意を表すとともに、今年5月初旬に高市首相および日本政府高官代表団がベトナムを訪問した際、ベトナム政府が盛大かつ丁重に迎えたことに対して謝意を述べました。
ベトナムが「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」ビジョンの推進における重要パートナーであり、グローバルサプライチェーンにおける重要な拠点であると強調した上で、松本大臣は、文部科学省としてNEXUSプログラムや「さくらサイエンスプログラム(Sakura Science Program)」を通じて、AI、半導体、科学技術の分野における両国首脳陣の合意事項を履行するため、ベトナム側と積極的に連携していくことを確認しました。
半導体分野での協力について、松本大臣は、2026年9月に日越大学において「半導体に関する座談会」をベトナム側と緊密に連携して開催すること、またNEXUSプログラムを通じて同分野における人材育成や両国間の共同研究プログラムを引き続き展開していくことを通知しました。