ベトナム国家送電公社(EVNNPT)と第4送電会社(PTC4)は関係機関と連携し、ヴィンロン省で2件の重点送電事業の工事を開始しました。

対象となるのは、チャーヴィン220kV変電所の容量増強事業と、モーカイ220kV変電所第2変圧器設置事業です。
2事業はいずれもEVNNPTが投資主体となり、第4送電会社が管理・運営を担当します。完成後は送電能力を高め、電力系統運用の信頼性を強化し、地元と周辺地域における電力需要の増加に対応します。
チャーヴィン220kV変電所容量増強事業は、ヴィンロン省ソンロック社バーセーA集落にある既設変電所の敷地内で実施されます。容量125MVAのAT2・220/110/22kV変圧器を250MVAの変圧器に交換し、変電所の総容量を375MVAから500MVAへ引き上げます。
変圧器の交換に加え、新たな保護リレーシステムを導入し、制御・監視システムを同期させることで、保護協調能力と安全で信頼性の高い運用を向上させます。
工事は2,026年11月に完成・運転開始する予定です。N-1運用基準への対応に寄与し、ヴィンロン省内と周辺地域の220kV変電所への給電能力を高めます。
モーカイ220kV変電所第2変圧器設置事業は、ヴィンロン省モーカイ社にある既設のモーカイ220kV変電所敷地内で建設されます。
同事業では、容量250MVAの第2変圧器を新設し、220kV側と110kV側のベイを追加するとともに、制御・保護システムを一体的に整備します。完成後、モーカイ220kV変電所の容量は125MVAから375MVAに増強されます。
工事は2,026年第4四半期の完成を予定しています。完成後は地域内の110kV変電所への供給能力を強化し、ヴィンロン220kV変電所への給電を支援するとともに、N-1運用基準に対応し、電力供給の信頼性を高めます。
第4送電会社の幹部代表は、両事業はいずれも送電能力を高め、ヴィンロン省と周辺地域の電力需要増に対応する上で重要な意義を持つと強調しました。同時に、送電系統の安全、安定、継続的な運用確保にも寄与します。
PTC4幹部は各請負業者に対し、人員と機材を最大限動員し、科学的に工事を組織し、安全、品質、工期に関する規定を厳守して、計画どおり事業を完成させるよう求めました。
事業参加機関の代表も、責任感を発揮し、施工中の連携を強め、工事品質を確保して予定どおり運転を開始すると約束しました。投資効果を発揮し、ヴィンロン省と周辺地域の経済・社会発展の需要に応える方針です。