CAHN、出場資格違反でアジアC2カップ 0-3の不戦敗処分

アジアサッカー連盟(AFC)は、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)2025-2026のラウンド16第1戦タムピネス・ローバース戦において、ハノi公安FC(CAHN)が出場資格のない選手を起用したとして、0-3の不戦敗処分を下しました。Tiền đạo Công an Hà Nội Rogerio Alves (giữa) thi đấu trong trận gặp Tampines Rovers ở lượt đi vòng 1/8 AFC Champions League Two 2025-2026, trên sân Hàng Đẫy ngày 11/2/2026. Ảnh: Hoàng Huynh

AFCの判断によると、CAHNは2月11日にハンデイ・スタジアムで行われ4-0で勝利した試合において、出場停止処分中であったホジェリオ・アウヴェスとステファン・ムークの2選手を起用しました。両選手はグループステージで計3枚のイエローカードを受けており、規定によりラウンド16第1戦は出場停止となるはずでしたが、CAHNは両名を登録・出場させました。さらに両外国人選手は先発出場し、アウヴェスは3点目となるゴールも決めていました。

ACL2大会規定の第59.1.1条では、異なる3試合でイエローカードを受けた選手は、自動的に次戦が出場停止になると定められています。

本日正午、AFCは規律処分を発表し、CAHNを0-3の敗戦扱いとし、当該試合の統計記録を抹消することを決定しました。ベトナム代表のCAHNには、2,000ドル(約30万円)の罰金に加え、大会規定に基づき支給されるはずだった支援金8万ドルの半額カットという厳しい処分が科されました。

VnExpressの取材によると、CAHNは試合前に選手リストをAFCへ提出し、承認を得ていたため、連盟側が両選手の出場を許可したものと誤認していました。しかし、大会規定ではAFC側に選手の出場資格を確認する義務はなく、全責任はクラブ側にあると明記されています。

昨シーズンのACL2でも、シンガポールのライオン・シティ・セーラーズが同様のミスにより恩恵を受けています。当時、日本のサンフレッチェ広島が6-1で勝利したものの、前所属クラブ時代の出場停止処分が残っていたヴァレール・ジェルマンを起用したため、0-3の不戦敗処分となりました。結果としてライオン・シティは第2戦を0-1でしのぎ、シンガポール勢として初めてアジアのクラブ大会で決勝まで進出しました。

この第1戦での失態により、準々決勝進出に王手をかけていたはずのCAHNは、敵地での第2戦で極めて困難な状況に追い込まれました。アウェイゴールルールは採用されていないため、CAHNが勝ち進むには4点差以上での勝利が必要です。3点差での勝利の場合は延長戦、それでも決着がつかない場合はPK戦に突入します。

なお、不戦敗処分が下されたことにより、ホジェリオ・アウヴェスとステファン・ムークの出場停止処分は消化されたものとみなされます。そのため、両名は明日2月18日に行われる第2戦に出場可能です。

第1戦で圧倒的なパフォーマンスを見せていたCAHNには、逆境を跳ね返す期待がかかっています。対戦相手のタムピネス・ローバースは、2月14日にノー・ラーマン監督を解任したばかりで、チーム状況が不安定なこともCAHNにとっては好材料と言えるかもしれません。