ラムドン省の風力発電事業、ファム・ザー・トゥック副首相が問題解消を指示

7月27日午前、政治局員のファム・ザー・トゥック常任副首相は、首相決定第866/QĐ-TTg号で承認された2021~2030年期、2050年展望の鉱物探査・採掘・加工・利用計画(計画866)における第1類鉱物計画と重なるラムドン省内の風力発電事業の問題解消について、関係省庁および同省との会議を主宰しました。

ファム・ザー・トゥック常任副首相が関係省庁とラムドン省との会議を主宰しました。
ファム・ザー・トゥック常任副首相が関係省庁とラムドン省との会議を主宰しました。

ラムドン省の報告によると、計画866との重複により、省内の一部風力発電事業は運転開始を完了できず、投資済み資源の浪費を招き、地方の社会経済発展にも影響しています。

具体的には、ラムドン省北部、旧ダクノン省地域に総出力約430MWの風力発電事業が6件あります。このうち5件が着工済みで、84基中65基の風力発電塔が運転条件を満たしていますが、約64ヘクタールが計画866と重複しています。

ラムドン省東部、旧ビントゥアン省地域には総出力160MWの風力発電事業が2件あり、約28ヘクタールが計画866と重複しています。

ラムドン省は、計画866を早期に調整して重複面積を処理し、風力発電事業を継続して早期に稼働させるための法的根拠を整えるよう提案しました。これにより投資済み資源を効果的に活用し、工業とエネルギーの発展を促す余地を生み、省の工業部門の成長率を12%超に引き上げることを目指します。

ラムドン省人民委員会のレ・チョン・イエン常任副主席が会議で発言しました。
ラムドン省人民委員会のレ・チョン・イエン常任副主席が会議で発言しました。

会議では、財務省、農業環境省、司法省、政府監察院の幹部や公安省代表らがラムドン省の提案におおむね同意しました。風力発電事業の重複区域を計画866から外し、国家鉱物備蓄区域に移すことは適切だと評価しました。

問題の解消により、投資がほぼ完了した風力発電事業の稼働が可能となり、電力系統への供給を増やし、エネルギー安全保障の確保に貢献するとの意見が示されました。ただし、風力発電事業の問題解消は、監察結果と法令に基づく違反組織・個人の責任処理とは明確に分けて行う必要があります。

完成済みの風力発電事業については、規定に従って検収手続きを継続するとともに、法令遵守を確保した上で残る設備を完成させる方策を検討するよう提案されました。

ファム・ザー・トゥック常任副首相は会議の結論として、問題を早急に解消し、完成した風力発電事業を早期に生産・事業活動へ移行させ、資源の浪費を避けるよう強調しました。一方で、違反を合法化、正当化してはならないと述べました。

ファム・ザー・トゥック常任副首相は、問題を早急に解消し、完成した風力発電事業を早期に稼働させるよう求めました。
ファム・ザー・トゥック常任副首相は、問題を早急に解消し、完成した風力発電事業を早期に稼働させるよう求めました。

常任副首相は、風力発電事業の問題解消に向けて各省庁とラムドン省が積極的に検討し、解決策を提案した姿勢を高く評価しました。これにより地方の潜在力と強みを効果的に活用し、2桁成長の促進に貢献できると述べました。

常任副首相は、問題があるところで解消し、類似する問題は検討・集約して一体的に処理するという政府と首相の指導方針を改めて示しました。その上で、ラムドン省に対し、会議で取り上げた8事業と同様の困難や問題を抱える省内すべての風力発電事業を点検し、共通の処理案を報告・提案するよう求めました。

常任副首相は、計画866と面積が重なるラムドン省内の風力発電事業の問題解消方針について、同計画の調整を首相に提出して承認を得るための書類と手続きを早急に完了するよう求めました。計画の調整は、鉱物産業の発展方針と地方全体の発展に影響を与えないよう、各事業、各設備で影響を受ける面積の範囲に厳密に従って行う必要があります。

常任副首相は、風力発電事業の問題を解消する過程で、違反した組織や個人がいる場合は、法令に従って同時に責任を追及するよう留意を求めました。違反処理には具体的な期限を設け、長期化させず、事業の継続実施に影響を与えてはなりません。