7月21日午後、タイニン省での視察プログラムの一環として、党中央指導委員会のマイ・バン・チン副首相（指導委員会副委員長）を団長とする調査団が、ニュットタオ村とミーエン村の2段階地方行政の活動状況を視察しました。
ニュットタオ村での視察
調査団には、党中央宣伝・大衆動員委員会のファム・タット・タン副委員長や、中央および地方の各部局代表者が参加しました。
ニュットタオ村は、旧ロンアン省タンチュウ県にあったタンビン、クエミータイン、ラックタンの3つの村と、旧トゥートゥア県ニータイン村の一部を合併して設立されました。村の党支部は17の集落に33の下部党組織を擁しています。合併から3週間の活動で、新しい行政庁舎は効率的に再編され、約600人の個人や組織が行政手続きをスムーズに処理できるようになりました。
マイ・バン・チン副首相は、ニュットタオ村党委員会との会談で、特に党委員会や村人民委員会の諮問機関・補佐機関の早期整備など、地方における新しい組織の主体的な運営を高く評価しました。
副首相は、ニュットタオ村人民委員会幹部との会談後、村の行政サービスセンターを訪れ、職員や住民と歓談しました。行政手続きのためセンターを訪れたハー・ティ・トゥー・トゥイさんは、職員が迅速に対応し、待たされることがないと喜びを語りました。
ミーエン村での視察
同日午後、調査団はミーエン村の2段階地方行政の活動状況を視察しました。
ミーエン村は、ロンヒエップ、ミーエン、フックロイの3つの村が合併して新しく設立された行政単位です。面積は29.23平方キロメートル、人口は49,248人です。ミーエン村には37の下部党組織があります。
ミーエン村党委員会書記兼人民評議会議長であるレ・タイン・ウット氏は調査団に対し、21日間の2段階地方行政モデルでの運営後、ミーエン村の行政機構は安定的に稼働しており、明確な分担と業務委託により、住民と企業に最善のサービスを提供していると報告しました。
さらに、ミーエン村の指導部は、村が包括的な設備を段階的に整え、情報技術を効果的に活用して手続きをデジタル化し、住民と企業へのサービスをさらに向上させていると述べました。実施プロセスでは、村は引き続き手続きのボトルネックを特定し、タイムリーに調整することで、与えられた政治的任務を良好に遂行しているとのことです。
ミーエン村の行政サービスセンターを直接視察したマイ・バン・チン副首相は、行政手続きを支援する公務員の奉仕精神と態度を称賛しました。
副首相は、地方政府が既に行政サービスを良好に提供していることを踏まえ、今後もさらに改善を続けるべきであると述べました。また、「国民に寄り添い、国民に近い政府を築き、国民への奉仕を一層向上させること」を強調しました。
今後の方向性
ニュットタオ村とミーエン村での会談において、マイ・バン・チン副首相は、地方政府が国民に寄り添い、国民に奉仕する行政を構築することに加えて、村の党大会の準備を早急に進めるよう求めました。その中で、合併後の実情と新しい開発方向性を踏まえ、決議目標を再検討・見直すことに重点を置くべきであると述べました。
